NPO法人 東洋哲学文化研究会の陣一永機さんが講師として午後に来てくださいました。
子曰く、其の以うる所を視、其の由る所を観、其の安んずる所を察すれば、人焉んぞ廋さんや、人焉んぞ廋さんや。
私の印象に残ったのは、
1,其の以うる所を視、=その人はどのように行動しているかを視る
2、其の由る所を観、=それは何故そのようにしているかを観る
3、其の安んずる所を察すれば、=それをして心が喜んでいるか
それらをみれば、人は誰も心を隠せないものです
例えば、ボランティアをして、動機が自分の名誉のためや人に良く思って貰いたい、でも、誰も褒めてくれなければ心は安らかでなく、疲れ果ててしまっているようなら、ボランティアしている人を見てその人の本性は隠せないものだ・・・と言うところでしょうか。確かに、良いことをしている人の心の内を観ることはなかなかないですよね。
ボランティアで掃除をしている人の心の中を見るなんて、こちらの方が卑しい感じがしてしまいそうだけど。人を観るってそういうことなのかと思った。
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